今回は、上級者向けの超理論的なデータの見方・展示の見方を紹介・解説していきます。
イン逃げする場合の点数は、全部で20通りありますが、オッズが低くなりやすく、買い目の点数を絞らなければ、利益を出しづらいのが事実です。如何に点数を絞り、的中率を上げられるのかが大事です。
一号艇の差され率・捲られ率を見ましょう。
このデータから、一号艇がターンマークをどう旋回するタイプがわかります。
ターンマークを広く旋回するタイプの選手だと考えることができるので、握る枠である3号艇と5号艇は二着に残しずらいことに加え、差し場が広くなるため、差し枠が着に残しやすくなるので、1-2か1-4で舟券を組むことを考えます。
さらに、2号艇の差し率を確認しましょう。
2号艇が差しを得意としている選手ならば、さらに二号艇が二着になる確率が高くなるので、1-2で舟券を組むことを考えます。
加えて、捲られ率が低い選手は、「捲られる」と思った際に、抵抗する場合がよくあります。4号艇がまくりを得意としている選手なら、さらに外側の5・6号艇の差しあるいは、捲り差しが狙えることもあるので、頭に入れておきましょう。予想屋GONZOはこの展開で過去に1940倍を10点で的中させたことがあります。
ターンマークを小回りして旋回するタイプの選手だと考えることができるので、差し枠である2号艇と4号艇は二着に残しずらいことに加え、一号艇の上が広くなりやすいので、握る枠が着に残しやすくなるので、1-3か1-5で組みます。
5号艇を二着に組む場合は、5号艇の捲り差し率を確認しましょう。
8%前後以上ある場合は、1-5の舟券を組みますが、5%以下なら、1-5の舟券は組みません。
また、3号艇の捲り率が10%以上ある場合は、3号艇が2着になる確率が高くなるので、1-3の舟券で組むことを考えます。
しかし、これで120分の1を当てられるほど、ボートレースは単純ではありません。
データは過去を知るもの。展示は今を知るものです。
データから舟券の骨組みを作り、展示で肉付けをします。
データをしっかり読み解き、コースによる攻め方をこなすことができるのかを展示でしっかりと見定めましょう。
どんなに勝率が高い選手でも、機力の弱いモーターでは活躍しづらいです。
特に節の初日は調整が合っていないことも少なくないので、展示を必ず見るようにしましょう。
「展示の見方がよくわからない」という声を多く耳にします。
実は誰でも簡単に展示を見極めることができる方法があるので紹介します。
ボートレースでは、コースによって攻め方が違います。
246コースの展示の見方は、横流れ・重心の位置を見ましょう。
横流れしていると、差し切ることは難しく、2着に残すことすら厳しいのです。
周回展示で先に走る一号艇の軌跡よりも内側を走れているかに注目してください。
一号艇の軌跡の内側を走れていれば、1.2着に残す可能性が高く、外側を走っていれば、3着に入れるかどうかをデータと相談しましょう。
次に、なぜ重心の位置を見るのかと言うと、差しとは、スピードを落として小回りをして、一気にスピードを上げて、一号艇の内側に入り込むので、スピードを上げる時に重心が後ろにあれば、スピードに乗り切れず、差し切ることが出来ないためです。
周回展示で、スピードを落とし、今からスピードを上げる。というタイミングでの重心の位置を確認しましょう。
35コースの展示の見方は、舟の向きです。
35コースは捲りにいくため、全速でターンをすることが多いです。
行きたい方向に舟が向いていなけば、全速で大回りのターンをしてしまいます。
舟が行きたい方向に向いていなければ、着に残すのが難しいのです。
波の軌跡の半径が小さいほど、舟が向いていると言えるので、着に残しやすいと考えて良いです。
データで過去を知り、展示で今を知りましょう。
データ派・展示派という言葉がありますが、予想屋GONZOにとっては、データと展示でようやく予想と言います。わからない時は見をしましょう。勝ちやすいレースだけに勝負をすれば、回収率の向上が期待できます。